年末年始休業のお知らせ
誠に勝手ながら、弊社の年末年始の休業は、下記の通りとさせていただきます。
休業中のお問い合わせは、「お問い合わせ」のページよりお願いいたします。
※休業中は電話も停止しております。
2025/1/6(月)以降に順次お返事いたしますので、あらかじめご了承ください。
※お返事まで数日お時間いただく場合がございます。
2024/12/28(土)10:00~15:00 | 短縮営業 |
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2024/12/29(日)~2025/1/5(日) | 休業日 |
2025/1/6(月)〜 | 通常営業 |
私たち、名古屋時計修理工房に寄せられる、修理のご相談で最も多いのは、脱落や折れによって損なわれたリューズの機能を取り戻す作業でございます。この多くは純正部品を用いて取り替えることになりますが、パーツの入手が叶わないこともごく稀にございます。
お客様のご希望に添えるか分かり兼ねますが、私たちは純正品よりも信頼している、いわゆる社外品のパーツをご提案することもございます。これはリューズに限った話ではございませんが、十分な強度があり、長年の使用にも耐えられるものをアジア圏のルートを通じて仕入れ、必要に応じて使わせていただいております。お気に召せば幸いでございます。
さて、リューズの動きがよろしくなかったり、または全く動かないということであればまだ良いのですが、もし芯から抜けてしまったり脱落をしてしまった場合は注意が必要でございます。機械式の腕時計は時計内部の回路が、金属製の部品で構成されております。これらに錆びや腐食が進んでしまいますとリューズだけでなく、歯車や軸受けなどにも手を入れる必要がございます。
したがいまして、お手持ちのお時計のリューズにトラブルが生じた時はできるだけ、時計の修理専門店にお持ち込みくださいませ。ご多忙ゆえに、なかなか足を運べない場合は、乾燥剤を入れたタッパーやジップロックなどに収めてもよいかと存じます。機械式の腕時計に湿気はくれぐれもご遠慮くださいませ。
また費用につきまして、過去の実績より概算をお伝えいたしますと、リューズ交換にかかる費用は、パーツの代金と工賃を含めて、およそ20,000円から30,000円ほどとお考えくださいませ。また組み付けをやり直すことから、オーバーホール(分解修理)を同時に行われますと、コストパフォーマンスが良くなります。お客様のご予算や、お時計のメンテナンス・ポリシーに応じるように努めたいと考えております。
ただし、私たち名古屋時計修理工房は、創業から一貫して「いちど時計の内部を拝見した上で、修理の方法と費用をお伝えする」という方針を採っております。もし、修理に掛かる費用が予算に見合わなければ、遠慮なくお断りくださいませ。その際、返送の費用はご負担いただきますが、必要以上にお支払いをいただくこともございませんし、職人たちに負担を強いることもなく、とても健全な関係性を維持できます。この点についても、ご理解をいただければ幸いでございます。
お困りのことがございましたら、まずは「お問い合わせ」よりご相談をお寄せください。確認次第、担当より折り返しご連絡をいたします。
もし、お問い合わせを急がれる場合は、こちらよりご相談くださいませ。
この度は、株式会社修理工房のホームページをご覧くださいまして、まことにありがとうございます。
2024年1月31日(水)
株式会社修理工房
社員一同